プロトタイプは足場のついたドローンみたいに見えるが、先駆的な垂直離着陸飛行制御システムを検証している
プロトタイプは足場のついたドローンみたいに見えるが、先駆的な垂直離着陸飛行制御システムを検証している / Credit:JetPack Aviation
traffic

時速240kmで空飛ぶバイク「Speeder」のプロトタイプ飛行試験が成功 (2/2)

2021.07.21 Wednesday

Jetpack Aviation’s flying motorcycle prototype aces first tests(newatlas) https://newatlas.com/aircraft/flying-motorcycle-jetpack-aviation-speeder/ Recreational SPEEDER(JetPack Aviation) https://jetpackaviation.com/recreational-speeder/#intro

安定した飛行制御が実証されたプロトタイプ

これが公開されているプロトタイプの飛行試験の様子です。

このプロトタイプ試験は、複雑な新しい飛行制御ソフトウエアをテストしています。

不格好に見えますが、大きなアルミシャーシは、エンジンの位置や配置を変更して試験するためこの形状を取っています。

そのため、時速240kmも出すというこの乗り物のすごさは、ここからは伝わりませんが、非常に安定した飛行制御が実現していることは見て取れます。

開発者は「エンジンを動かしたり、重心が移動したり、燃料が減ることで重量が変化した場合の安定性は非常に驚くべきものだ」と語っています。

30分の飛行時間というのは、ホバーを使った場合の話しです。

このSPEEDERは、水平飛行に移行すると、推進力によって翼から揚力が生成されるため、飛行時間は最大1時間近く延長されるそうです。

そのため、大量にエネルギーを消費するホバー機能だけで飛ぶジェットスーツと比較して、長距離の高速水平飛行を実現できるのです。

燃料は現在は軽油を使うということですが、これも後に炭素排出のない方法に切り替えることを検討しているといいます。

SPEEDERのコンセプト画像
SPEEDERのコンセプト画像 / Credit:JetPackAviation

最初有人飛行テストにこぎつけるまで、後どのくらいかかるかはまだ不明ですが、現在の予約価格は1台あたり38万ドル(約4160万円)の見積もりです。

ただ、この値段は予定より上昇しているようです。

最大2人を乗せて飛ぶことが可能で、この乗り物は災害救助活動の現場などで威力を発揮すると想定されています。

非常に高い高度まで対応できるこの乗り物は、日本でも山岳部の遭難者救助などで活躍するかもしれません。

<

1

2

>

みなさんのおかげでナゾロジーの記事が「Googleニュース」で読めるようになりました!
Google ニュースを使えば、ナゾロジーの記事はもちろん国内外のニュースをまとめて見られて便利です。
ボタンからダウンロード後は、ぜひフォローよろしくおねがいします。
App Store からダウンロード Google Play で手に入れよう

交通のニュースtraffic news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!