新しい埋葬方法「人間の堆肥化」
新しい埋葬方法「人間の堆肥化」 / Credit:Recompose
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アメリカの州で続々と故人の堆肥化が合法化 環境に優しい埋葬へ

2021.08.14 Saturday

‘A literal return to the earth’: is human composting the greenest burial? https://www.theguardian.com/us-news/2021/aug/12/california-human-composting-death-pollution Dust to dust: Will California lawmakers legalize human composting — transforming bodies into soil? https://calmatters.org/politics/2021/08/human-composting-california-law/

火葬や土葬は亡くなった人を葬るための一般的な方法です。

しかし最近では、より環境への影響を配慮した「人間の堆肥化」が提案されています。

アメリカのシアトルを拠点としている企業「Recompose」は、アメリカで最初に人間の堆肥化事業に参入しました。

この新しい埋葬方法は、既にいくつかの州で合法化されており、現在カリフォルニア州でも導入が検討されています。

環境にやさしい埋葬とは

環境にやさしい埋葬が求められている
環境にやさしい埋葬が求められている / Credit:Depositphotos

火葬は化石燃料を使用するため、毎年何百万トンものCO2を排出します。

また土葬では防腐処理された遺体を土に埋める場合があり、化学物質が地球に浸透するかもしれません。

実際、オーストラリア・マードック大学(Murdoch University)環境科学科に所属するフランシス・マレー准教によると、「遺体が劣化すると土壌や地下水に汚染物質が染み出すおそれがあります」とのこと。

もっと環境にやさしい埋葬方法はあるのでしょうか?

こうした背景にあって新しく考案されたのが、「人間の堆肥化」です。

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