ニンジンを食べすぎると柑皮症になる
ニンジンを食べすぎると柑皮症になる / Credit:Depositphotos
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ニンジンを食べすぎると肌がオレンジ色になる可能性がある

2021.10.06 Wednesday

“AN ORANGE TINT TO THE SKIN ISN’T NECESSARILY BAD.” https://www.inverse.com/science/do-too-many-carrots-really-turn-you-orange

「ミカンを食べすぎると手が黄色くなる」とか「ニンジンを食べすぎると肌がオレンジ色になる」などと聞いたことがあるかもしれません。

冗談のようにも思えますが、実はこの現象は誰にでも起こりえます。

ニンジンの食べすぎが肌の色を変化させる理由を、アメリカ・フロリダ大学(University of Florida)に所属する人類学者チュウ・シャオ氏が解説しています。

ニンジンの食べすぎで肌がオレンジ色になる「柑皮症」

柑皮症の例
柑皮症の例 / Credit:Samuel Freire da Silva(Dermatology Atlas)_“AN ORANGE TINT TO THE SKIN ISN’T NECESSARILY BAD.”(2021)

ニンジンを食べすぎると、肌がオレンジに変化する場合があります。

これは柑皮症(かんぴしょう)と呼ばれる症状であり、ニンジンなどのβ-カロテン」を多く含む食品を大量に摂取した場合に起こります

β-カロテンとは天然の色素であり、ニンジンだけでなく、サツマイモやカボチャなどの様々な食品に含まれ、オレンジ色、黄色、赤色を作り出しています。

ちなみにβ-カロテンと同じ仲間であるカロテノイド色素の「β-クリプトキサンチン」を摂取しすぎても柑皮症になるとのこと。

β-クリプトキサンチンはミカンなどに多く含まれており、日本でよく聞く「ミカンの食べすぎで手が黄色くなる」という現象がまさにこれに当たります。

では、どうしてβ-カロテンの摂りすぎが皮膚をオレンジ色にするのでしょうか?

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