1日500リットルの水を難民キャンプの人々に提供
2004年、ベイガ氏は水生成機器を扱う企業「Aquaer Generator」を設立。
以前に発明した機械を改良して、飲料水を必要とする世界中の地域に提供できるようにしました。
最新のモデルでは、気温45℃、湿度8%の環境でも水を生成できるようになっています。
小型モデルでは1日あたり50~70リットル、大型設備であれば最大5000リットルもの飲料水を生成できるとのこと。
そして最近、Aquaer Generator社は、非営利団体「Water Inception」を通してレバノンの難民キャンプに1日あたり500リットルの飲料水を生成できる機械を設置しました。
水不足で本当に困っている人に、飲料水を届けることができているのです。
彼は当初の目標を達成し、次のように喜びを表現しています。
「この機械は見事に機能しており、私は本当に幸せです」
現在ベイガ氏は、電力コストや環境への影響を低減するため、機械にソーラーパネルを追加しようと考えています。
82歳になるベイガ氏は、これからも多くの人々を救っていくことでしょう。