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2020.09.18 Fri 「うんち」から”水素と炭素”を回収する環境にやさしい技術が発表される!
水素は環境に優しいエネルギーとして注目を集めてきましたが、その生成には天然ガスや石油などの有限の資源が利用されるため、水素生産の代替技術が求められてきました。
そんな中、オーストラリア・ロイヤルメルボルン工科大学(通称: RMIT)工学部のカルピット・シャー准教ら研究チームは、9月3日付けで科学雑誌『International Journal of Hydrogen Energy』に画期的な新しい水素生成技術を発表しました。
彼らはバイオソリッド(うんち)から水素と炭素を回収する技術を確立させたのです。
この新しい技術は、ほぼ無制限に供給されるバイオソリッドに依存しているため、天然ガスなどと比べても枯渇の心配がなく、環境にもやさしいとのこと。