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2600年間謎だった女性ミイラ「Takabuti」の死因が明らかに (2/3)

2021.01.27 Wednesday

2020.01.28 Tuesday

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「死の秘密」がついに判明!

そして今回、共同研究チームが実施したDNA分析およびCTスキャンにより、Takabutiの死の秘密が約2600年の時を経て解決されました。

分析によると、彼女の死因は鋭利な刃物による刺殺だったとのこと。CTスキャンの結果、左肩近くの上部後背に大きな刺し傷が見つかっています。

CTスキャンで見つかった刺し傷/Credit: University of Manchester and R.D.Loynes

研究員のエイリーン・マーフィー氏は「刺し傷の状態から、即死に近かったことが伺えます。彼女の遺体は、棺の中で安らかに眠っている一方、死に際は凄惨な最期を迎えたのでしょう」と話します。

Takabutiは、何者かの手によって殺害されていたのです。

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