脳科学 ゲーム 実験 脳
2020.10.11 Sun 子供時代にゲームをプレイすると認知能力が向上し、数年後でも効果が持続すると判明!
ゲームについては昔から子供への悪影響を不安視する声が多く聞かれます。
確かに残虐表現の過剰なゲームや、あまりに長時間のプレイは道徳面や健康面に良くないのではないかという想像が働くのは仕方ないことかもしれません。
しかし、最近の研究の多くはゲームプレイが脳の注意力や空間認知に関わる領域を活性化させ強化するという、プラスの効果が報告されていて、ゲームは認知トレーニングツールとして注目されています。
科学誌『Frontiers in Human Neuroscience』に6月19日付けで発表された研究では、ゲームによる認知能力(ワーキングメモリ)のテストを行ったところ、子供時代にゲームをしていた人は、認知機能向上の影響が大人になっても続いているという新しい事実を報告しています。
子供時代にゲームをまったくやったことがない人よりも、ゲームを遊んだ経験を持っている人の方が脳は有利に働く可能性があるようです。