インドにある正体不明のスナック
インドにある正体不明のスナック / Credit:MAHESH M(instagram)
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だれも原料がわからないクレープみたいなインド「街頭スナック」の正体を追う

2021.08.22 Sunday

The Mysterious Street Snack That Has Baffled Botanists for Decades https://www.atlasobscura.com/articles/indian-street-snack-root

インドの路上では、ある植物から作られたスナックが広く販売されています。

ところが、誰もこのスナックの正体を知りません

どんな原料で作られているのか、またどこから入手しているのか、全く分からないのです。

このスナックの正体は、何十年もの間、植物学者たちを悩ませてきましたが、最近になってようやく判明してきました。

ジャーナリスト兼フードエクスプローラーであるバルカ・クマリ氏がインドの不思議な街頭スナックの正体を解説しています。

インドで販売されている正体不明の街頭スナック

インドの路上では、一人の売り子が「木の幹のようなもの」を手押し車で販売しています。

芯の部分はクリーム色または白色で、皮の部分は茶色がかったオレンジ色をしており、水平に薄くスライスしてから提供されます。

それ自体に味はないものの、塩、チリパウダーとライムまたは、砂糖とライムなどで味付けされているとのこと。

ジューシーでサクサクとした食感のスナックです。

売り子の説明によると、このスナックはある植物の「根」であり、「森から取ってくる人たち」から仕入れているとのこと。

「植物の根っこ」と言われているが詳細は誰も知らない
「植物の根っこ」と言われているが詳細は誰も知らない / Credit:BARKHA KUMARI_The Mysterious Street Snack That Has Baffled Botanists for Decades(2021)

この植物は南インドでは「Bhoochakara Gadda」と呼ばれ、北では「Ram Kand Mool」と呼ばれています。

ネット上では、これら植物の学名が「Maerua oblongifolia」だと書かれています。

しかし本当にMaerua oblongifoliaの根は、このスナックのように大きいのでしょうか?

疑問に思ったクマリ氏は、不思議なスナックについて調査することにしました。

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