回路基板とバッジを組み合わせた「回路バッジ」がカッコイイ…!ハッカーたちの渾身の作品を紹介

fun 2018/09/24
Credit: HACKADAY

観光先やアニメ雑貨店などで、色とりどりのバッジに目を光らせることはないでしょうか。そんなバッジ好きや電子工作マニアにはたまらない「回路バッジ」なるものが存在します。

回路バッジは、DEFCON(デフコン)と呼ばれる情報セキュリティに関する世界最大級の国際会議で使用されています。デフコンにはハッカーや研究者などが集まり、「ハッカーの祭典」ともいわれるハッキング技術に関するイベントが催される大会です。

デフコンでは、参加者や登壇者などが電子回路が組み込まれたユニークなバッジをもらえます。ここ数年で参加者が独自にバッジを製作する文化ができており、自分のお気に入りのバッジを手に入れることも楽しみの1つとなっています。

今回は、2018年に開催されたデフコンで登場した回路バッジを紹介します。

デフコンオリジナルバッジ

まず紹介するのは、デフコンの公式バッジ。縦20センチ、横7センチほどの長方形をした回路バッジには光るDEFCONの文字と古代文明の壁画のような模様が描かれています。

回路には30個のLEDやCPU、USBコネクタ、バッジ同士で通信できるピンが取り付けられています。回路基板のHUMANと描かれている下の2や6に見える所を押すとLEDの色が変わります。また、USBをパソコンに繋ぐとASCII文字が表示されてゲームのようなことができるそうです。

マネキネコバッジ

Credit: Roberto Baldwin

日本の招き猫を表現した@ManekiNekoDCさんが製作したバッジです。人を招く左手は3Dプリントで立体的に作られています。また、目は16セグメントLEDで表現し、瞬きしたり手招きするときは眼を星印に光らせたりします。

カッコよさに走る回路バッジの中では珍しく可愛いバッジです。このバッジの製作過程はGithubで公開されており、誰でもマネキネコバッジを作ることができます。

光るボールバッジ

平面的な回路バッジが多い中で球形のバッジもありました。色とりどりに光るLEDの数は384個もあり、それぞれ独立して光ることができます。このバッジは高性能で加速度センサーや温感センサー、ジェスチャーセンサーなど様々な種類のセンサーが搭載され、そのセンサーに応じて光ります。

ボイスアシスタント機能やWiFi・Bluetoothでの操作も可能となっており、4000mAhの大容量充電器を備えているのでコンセントがなくても作動します。機能がふんだんに盛り込まれたボールバッジから開発者の熱量が垣間見えます。

カウボーイドクロバッジ

独創的なデザインと機能をもつバッジを作ったのはAND!XORチーム。デフコンが開催されるラスベガスの不安と嫌悪をイメージしてデザインされています。

カウボーイの帽子にはディスプレイが搭載されています。その横にはボタンも取り付けられており、様々なアニメーションを表示したりゲームで遊ぶこともできます。実際に手にとって遊んでみたくなるような仕掛けがたくさん施されています。

サタンバッジ

中二病患者なら惹かれるであろう、悪魔サタンが描かれた@hackforsatanさん製作の回路バッジ。電子部品のLEDや抵抗は綿密なレイアウトが施されており、サタンの顔や角、薬指などビジュアルのカッコよさが際立っています。

バッジには、ステガノグラフィーと呼ばれる情報隠蔽技術が使われた秘密が隠されています。この秘密を解くと、バッジにある変化が起こってサタンを呼び起こすとかしないとか…。外見に負けず劣らずの痛…いや、イカした設定です。

回路基板とバッジの組み合わせは新しく、それぞれのバッジには多くのアイデアと熱量が盛り込まれています。回路バッジに興味がある方はぜひ自作してみてはいかがでしょうか。

 

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via: Motherboard, HACKADAY / translated & text by ヨッシー

 

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