移動式「どこでも露天風呂」が誕生、販売開始へ!被災時の「あったらいいな」が実現

life 2019/03/10

 

2011年3月11日に発生した東北大震災から、今年で8年が経ちます。

日本は3.11だけでなく、地震や台風、暴雪など、何かと自然災害の多い国です。被災時には、水道や電気が使えず、長い間お風呂に入ることができないこともあります。

そんな中、埼玉県にある自動車整備会社CANUSが、野外で入浴できる移動式の「どこでも露天風呂」を開発し、販売を始めました。今回は、「どこでも露天風呂」の使い方や販売セット内容、気になるお値段などをご紹介していきます。

「どこでも露天風呂」とは…

CANUS社長の三角 武史氏は、2016年に起きた熊本地震の際に、お風呂に入れない被災者の方の映像を見て、開発に至ったとのこと。

災害で水道や電気が使えなくなった時はもちろん、キャンプ場や屋外での露天風呂体験にも最適で、ゆくゆくは、お風呂に入れない国に住む人たちにも広まることを望んでいます。

内容は、容量300リットルのステンレス缶(排水機能付き)が1つ、シャワーはシガーライターソケット用の12VとPHV自動車用の100Vが1つずつ、ボイラーである薪ストーブ、それから床材となる1メートル四方の人工芝、そしてけん引トレーラが1台。

露天風呂はトレーラーに乗せて、トラックや普通車に接続します。また、けん引免許不要のトレーラーなので、普通自動車免許さえあれば誰でも持ち運び可能です。とっても便利…。

さらにオプションとして、ステップ台や目隠し用のよしず、簡易テントを加えることができます。

気になるお値段は、トレーラー付きフルセットで、598,000円(トレーラーなし風呂のみで 298,000円)。ちょっと、いやかなりお値段は高めです。

少々お値段は張りますが、災害時や用途の多様性を考えると、かなり重宝するのではないでしょうか。近隣の住民と共同で買うのもアリかも?

オーダーメイドやカスタマイズ等、細かい部分の変更は相談の上で対応可能であるとのことです。

「どこでも露天風呂」の使い方

使い方もいたってシンプル。ドラム缶の横に付いている装置を使って、お湯を沸かす方法です。

まずは、湯沸かし器の横にある小口を開けて、中に火をつけます。

 

火がついたら、薪を入れて火力を強くしていきます。

 

新聞紙を入れると、火のまわりも良くなります。

 

これで準備OK。薪を使うので、電気が使用できない場合でも、簡単にお湯を沸かせます。

また、車に付いている「シガーライターソケット」や「PHV自動車」のバッテリーから電力を供給することも可能。シャワーもしっかりと完備されているのも嬉しいところ。

「お風呂」は精神衛生面にとっても必要不可欠

たかが風呂、されど風呂。長期間にわたって入浴ができないと、身体の衛生面以上に、精神に不調をきたすこともあります。

実際に3.11を経験した被災者の方によると、2週間以上もお風呂に入ることができず、ストレスや不安症状が悪化したとのこと。お風呂に入ることは、疲労回復や精神の安定性を保つためにも大変重要です。

そして今は「南海トラフ巨大地震」も数十年以内の発生するといわれています。被災時のお風呂事情は、もはや人ごとでは済まされません。備えあれば憂いなし。

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reference:atpresscompany-site.jp / written & text by くらのすけ

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