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「自分は詐欺師だ」と感じる“インポスター症候群”になりやすい人とは (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.01.10 Friday

第一世代の大学生は競争意識の高いクラスで落ち込みやすい

米国の大規模大学のSTEMコースでインポスター症候群に関する実験が行われました。STEM科目は非常に大切な分野ですが、クラス内で競争意識が生まれやすいと言われています。

競争意識の高いこのコースに在籍する818人の新入生と2年生を対象として、彼らのうち、どんなバックグラウンドを持つ人が影響を受けやすいか調査したのです。

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Credit:pixabay

研究者たちの予想どおり、クラスを競争的だと感じている人はインポスター症候群になる可能性が高かったようです。

そして、大学に行った家族を持つ人に対して、第一世代の学生は日常的にインポスター症候群に陥る可能性が高いことも明らかになりました。

この原因は、第一世代の学生の多くが「同僚はライバルではなく共同体」という価値観をもって育つからだとされています。彼らは大学で競争意識が高く個人主義的な世界に出会うと、特に有害な影響を受けてしまいやすいのです。

実験結果は、別の側面も明らかにしています。競争意識の高いクラスでは、第一世代の大学生がインポスター症候群になりやすいようですが、競争意識の高すぎない環境では、どの世代の大学生も等しくインポスター症候群になりにくいようです。

今回の研究によって、人のバックグラウンドがインポスター症候群の影響を受けやすくすることが分かりました。しかし、快適な環境を整えるなら、そうしたバックグラウンドに関係なく、学問に集中できることも判明しました。

バックグラウンドに関係なく気持ちよく学べる環境を整えることは、学問や社会の発展のための重要なステップと言えるでしょう。

本当の「謙虚」とは「自分を過小評価する」ことではない

reference: researchdigest / written by ナゾロジー編集部

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