古代エジプトの「パピルス」に記されていたのは「最古の性的暴行」だった

history_archeology 2018/04/13
Credit: independent / Papyrus Salt 124 sits in The British Museum British Museum

パピルスとは、古代エジプトで使用された文字の筆記媒体のこと。英単語「ペーパー」も、この「パピルス」に由来しています。ボロボロな見た目ですが、高級品になると純白で、罫線つきのものもあったようです。

その「パピルス」に、性的暴行により告訴された最古の男の記録が残っています。 “Papyrus Salt 124” として知られるこのパピルスには、紀元前1200年ごろの「ペネブ」と呼ばれる職人の不法行為のリストが記されていました。ペネブは古代都市において、王族の墓を作っていた職人コミュニティの責任者にあたるポジションにいました。

そんな高い地位にいた彼ですが、その法的にも倫理的にも許されない行いがファラオの最高責任者の怒りに触れ、その罪状がパピルスに記されたようです。

Credit: Pixabay

ペネブは、性的暴行や姦通によって申し立てを受けており、中には生々しい状況が記されたものもあります。ある例では、ペネブが “Yemenwaw” といった女性の服を剥ぎ取り、壁に押しやって性的暴行を加えたことが記載されています。また、ペネブが実の息子と乱交を行っていた例もあります。

リバプール大学のエジプト学者、ローランド・エンマーチ氏は、「ペネブは結局、王の墓から何かをくすねた罪によって死刑になっています。彼の性的暴行が死刑に値したかどうかはわかりませんが、王の物を盗むことはそれ以上の罪であったようです」と語っています。

 

#MeToo運動」がハリウッドを発端に世界中に広まったことも記憶に新しいですが、3,000年以上前の古代エジプトにおいても、同じ問題が女性たちを悩ませていたようです。

 

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via: independent / translated & text by なかしー

 

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