感情のストレスを減らす「深層演技」とは
感情のストレスを減らす「深層演技」とは / Credit: jp.depositphotos
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職場での感情ストレスは「深層演技」で軽減できる! その方法とは?

2021.01.11 Monday
psypost https://www.psypost.org/2021/01/new-psychology-research-suggests-deep-acting-can-reduce-fatigue-and-improve-your-work-life-59081

私たちの仕事はおもに「肉体労働」「頭脳労働」、そして「感情労働」に分けられます。

先の2つはよく知られていますが、3つ目の「感情労働」はどれくらいの方がご存知でしょうか。

これはアメリカの社会学者、A.R.ホックシールドが考案したもので、職場での感情調節を指しています。

例えば、「お客様には笑顔で接客」とか「同僚や上司には作り笑い」とかいったものです。

現代社会は感情労働を強いる仕事が多く、心理的なストレスを高めるとして問題視されています。

アリゾナ大学エラーカレッジ・オブ・マネジメントはこのほど、感情労働による疲労を軽減する方法として「深層演技」が効果的であることを発見しました。

一体、どんな対処法なのでしょうか。

研究は、『Journal of Applied Psychology』に掲載されています。

>参照元はこちら(英文)

感情労働の2つの対処法、「表層演技」と「深層演技」とは?

感情労働は、人に会う職場であればどこでも必要とされます。

とくに接客業や医療従事者などは、その割合が強いでしょう。

怒りをこらえて作り笑いをするのはかなりのストレスですが、人はこうした感情労働を2つの方法で乗り切ろうとします。

それが「表層演技」「深層演技」です。

表層演技とは、目に見える行動としての演技のことで、作り笑いや会釈、腰を低くするなどの身振りを指します。

表面的な感情のコントロールであるため、その下に隠れた当人の怒りや不安などは何も変わっていません。

「表層演技」と「深層演技」の違いは?
「表層演技」と「深層演技」の違いは? / Credit: jp.depositphotos

一方の深層演技は、役者のように内側の心からそう思い込むようになり切る演技を指します。

こちらは、「道徳的に正しいとされる感情」に自らを合わせていく方法です。

例えば、知人や親戚が亡くなった際、周りがとても悲しんでいるのを見て「自分ももっと悲しまなければ」と考え、故人との思い出を回想し、悲しみを抱こうとする例です。

両者は外からの演技か、内からの演技かで異なりますが、どちらが感情労働でのストレス軽減に効果的であるかを調べたのが今回の研究になります。

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