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Credit:岡山大学:フレイルになる人は2年前に舌の動きが衰えていた! . 北斗の拳 . 集英社 , 武論尊,原哲夫
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「あーたたたた!」1秒間に「タ」を6回言えないと2年後にボケる可能性 (2/4)

2022.03.31 Thursday

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「タ」を1秒に6回言えないと2年後にフレイルなりやすくなる

「タ」を1秒に6回言えないと2年後にフレイルなりやすくなる
「タ」を1秒に6回言えないと2年後にフレイルなりやすくなる / Credit:Canva . ナゾロジー編集部

研究者たちが被験者たちの健康や発音能力を調査したところ、発音能力が将来のフレイル状態を予測するバロメーターになることが判明します。

特に「タ」を発音する能力は2年後のフレイル状態との関連性が強く、2年後も健康な人では1秒に平均して6.3回「タ」を発音できたのに対して、2年後にフレイルに陥ってしまった人では1秒に平均して5.9回しか「タ」と発音できませんでした。

これまでの研究で「タ」の秒間発音数が4回以下になると「要注意」とされていましたが、どうやら6回を下回った段階でもフレイルになる危険性が高まるようです。

そうなると気になるのが「タ」がフレイルを予測できる仕組みです。

「タ」の秒間発音数が、なぜ将来のフレイルを予測できるのでしょうか?

次ページ「タ」の秒間発音数は舌の運動能力のバロメーター

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