これ、「卵」と呼んでいいのでしょうか?
アメリカのスタートアップ企業 “JUST” が、「植物由来」の卵を開発しました。ベジタリアンよりもストイックな「ビーガン」をターゲットにしたこの商品は、この秋にアメリカのスーパーマーケットに並ぶことになります。
さて、この「鶏から産まれていない卵」は、何からできているのでしょう?
様々な試行錯誤を経て、6年がかりで彼らがたどり着いたのは「緑豆」でした。
卵と同様の質感と風味が、緑豆で実現できるとは…。
さらにその消費期限は「60日」。卵よりも大幅に日持ちする優れものです。
もちろん「殻」も無いので、使うときは容器からフライパンに注ぐだけ。
出来上がりの見た目は「本物」のスクランブル・エッグと見分けがつきません。
試食した男性にそれが「卵」ではないことを伝えると…
この顔。味に違和感はないようです。
製品の発表会には多くの報道陣が集っており、その注目度の高さがうかがえます。
また、“JUST” の公式ホームページでは、この 「ジャストエッグ(Just Egg)」を使ったレシピも紹介しています。
「フレンチトースト」や…
「ベジ・オムレツ」
「たまごチャーハン」など、どれも美味しそう。
気になる「お値段」はというと、1瓶およそ360ml(卵6個相当)で7.99ドル(約880円)。決して「安い」とは言えないお値段ですが、ビーガンはどのように反応するのでしょうか。
日本での販売に関しては未定ですが、もし気軽に手に入るようになれば、一度はその味を体験してみたいものです。
via: techcrunch, youtube / translated & text by なかしー