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闇が深い。「病気」と信じ込ませた実母を殺害した娘の悲しき復讐劇の真相 (2/3)

2019.04.03 Wednesday

生年月日が違う…つのる母への不信感

しかし2010年頃、ジプシーはついに母親に疑問を持ち始めます。自身の国民健康保険カードを見つけると、母から言われていた「1995年生まれ」ではなく「1991年生まれ」と記載されていたのです。

それまで15歳だと思っていたのが、実は19歳だと判明した瞬間でした。

さらにディーディーは時々ジプシーに対して肉体的な虐待も行っており、ベッドに縛りつけたり、ハンガーで殴ったりしていたそうです。次第にジプシーは母親に対し、愛情ではなく恐怖を抱くようになりました。

1枚目の画像
治療を強制されるジプシー/Credit:allthatsinteresting

では、娘にそのような「悲劇」を演じさせた母ディーディーは、何が目的だったのでしょうか?

彼女もまた、「代理ミュンヒハウゼン症候群」という精神疾患を患っていたのです。「ミュンヒハウゼン症候群」は周囲の注目や関心を惹くために自分が病気のふりをしますが、「代理ミュンヒハウゼン症候群」は、自分の代わりに「身の回りの誰か」を病気と思い込ませるものです。

出産前に離婚を経験し1人になった彼女は、誰かに愛されたかったのかもしれません。そしてこうした要因も重なり、さらなる悲劇的へと発展していきます。

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