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星雲みたいな「ロケット打ち上げ時の排気」写真がスゴい (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.03.24 Tuesday

前ページ打ち上げロケットによる「大気と光のショー」

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神秘的で美しい「ロケット星雲」

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Credit:Erik Ku​​na

しかし、今回撮影された「ロケット星雲」の画像にはさらに異なる状況が必要です。

まず、夜間のロケット打ち上げでなければいけません。

加えて、ブースターの着陸が必要で、できれば陸地に着陸する必要があります

SpaceX社のファルコンシリーズは、再利用可能ロケットです。

そのため、ロケットの第1部は打ち上げ後、宙返りを行ない、地球に戻るために空中で向きを変えるように設計されています。

このようなロケットの飛行軌道によって、「第1部と第2部の分離」と「ブーストバック燃焼」は相互作用を引き起こし、暗い空の中で「ロケット星雲」をきれいに見せてくれるのです。

クナ氏によると、「これにより、光とガスが色と形のキャンパスに混ざり合い、1枚の壮大な写真を生み出す魔法のシンフォニーが生まれます」とのこと。

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Credit:Erik Ku​​na

写真を見ると、第1部のエンジンがピンポイントでオレンジ色に光っているのに対し、第2部の真空エンジンは、下の方で青紫色の光の網のように放射しているのが分かります。

クナ氏は今後も、より美しい「ロケット星雲」を求めて、打ち上げロケットの撮影を続けていくようです。

「悪魔の角」のような太陽、カタールの沿岸都市で撮影される

reference: livescience / written by ナゾロジー編集部

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