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精製水じゃなくてOK! 水道水で正しく「消毒用アルコール」を作る方法

2020.04.09 Thursday
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credit: ナゾロジー編集部

新型コロナウイルス拡大の影響で消毒用エタノールが不足する中、「無水エタノール」から消毒液を自作する方法が話題になっています。

その中で、「精製水がないと作れない」という噂がネット上で広がっているようです。

ですが、消毒用エタノールは水道水でも問題無くつくることができます! 

今回は、元・理科の先生である筆者が、家にあるもので「正しく」「安全」に消毒用エタノールを作ってみました。

材料・器具

  • 無水エタノール 濃度99.5% ※1
  • 水(水道水、ミネラルウォーター、精製水いずれでも可)※2
  • 計量カップ
  • 料理用量り(計量カップの目盛りでも代用可)
  • 霧吹き(アルコール用のものが望ましい)※3

注意

※1 無水エタノールはすぐに揮発してしまいます。そのため絶対に、火気を使用している部屋では作業を行わないでください!

※2 水は不純物が全く入っていない精製水のほうが良いです。ただ、精製水は貴重なため、水道水やミネラルウォーターでも大丈夫です。

水道水やミネラルウォーターでは、不純物によって精製水より長持ちしなくなってしまうのですが、微生物汚染はアルコール度数10%以上の液体では起こりにくいので問題ありません。

※3 霧吹きはアルコール用のものを使いましょう!霧吹きの材質として、PET(ポリエチレンテレフタラート)PE(ポリエチレン)PP(ポリプロピレン)PVC(ポリ塩化ビニル)があります。PETはアルコールに溶けてしまいます…。

次ページ実際に作ってみた

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