新しいソーラーパネルに含まれる2つの変換
新しいソーラーパネルのシステムは、AuREUS(Aurora Renewable Energy and UV Sequestrationの略)と呼ばれており、2つの変換が行われるようになっています。
1つ目は、UV光(紫外線)の吸収と変換です。これはソーラーパネルに含まれる有機発光粒子によって行われます。
有機発光粒子は果物や野菜の作物廃棄物から作られたものであり、これを樹脂と混ぜることで、紫外線を吸収し可視光へと変換するプレートになるのです。
EhrenMaigue氏によると、このメカニズムは「私たちが酸素を吸い込んで二酸化炭素を吐き出す方法に似ています」とのこと。
そして2つ目の変換は、可視光のエネルギー変換です。
この変換は通常のソーラーパネルと同じメカニズムであり、薄いソーラーフィルムによって可視光を電気エネルギーに変換してくれるのです。
2つのメカニズムを組み合わせることで、全体として紫外線を電力へ変換できるというわけです。