ほとんどの人は1種類のバナナしか食べたことがない
ほとんどの人は1種類のバナナしか食べたことがない / Credit:Depositphotos
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ほとんどの人が1種類のバナナしか食べたことがない理由

2021.09.27 Monday

2021.09.25 Saturday

Why Is There Just One Top Banana? https://www.atlasobscura.com/articles/best-bananas

スーパーに行くと、「ふじ」「つがる」「ジョナゴールド」など、様々な品種のリンゴを購入できます。

しかし、同じく品種が豊富で身近なフルーツであるバナナに関しては、ほぼ1種類しか並んでいません。

ほとんどの人は「キャベンディッシュ(英語:Cavendish)」という品種しか食べたことがないのです。

ここでは、世界の多くの人が1種類のバナナしか食べたことがない理由を解説します。

バナナの品種は豊富

バナナと聞くと、どんな形や色、また味を思い浮かべますか?

ほとんど人は、甘くてデザートになるバナナを思い浮かべます。

ある程度の太さと長さがあり、皮は厚く、熟すときれいな黄色になる「いつものバナナ」です。

しかし、これらはすべて「キャベンディッシュ」という品種の特徴であり、バナナすべてに共通するものではありません。

左から、プランテン、モラード、ラツンダン、キャベンディッシュ
左から、プランテン、モラード、ラツンダン、キャベンディッシュ / Credit:TimothyPilgrim(Wikipedia)_バナナ

実際バナナには、加熱調理される大きな「プランテン」、赤茶色の皮をした「モラード」、小ぶりで皮が薄い「ラツンダン」など、さまざまな品種があります。

もちろん、違いは見た目だけではありません。デザートに最適なバナナだけでなく、炒め物やビールの醸造に適した品種さえあるのです。

とはいえ、そんな多種多様なバナナの中でも、やはりキャンベディッシュが世界を制覇しています。

キャンベディッシュは世界で生産されるバナナのほぼ半数であり、国際取引されるバナナのほとんどを占めています。

そのため多くの国のスーパーには、キャベンディッシュ1種しか並びません。

では、このような状態になっている理由は何でしょうか?

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