人類が時間を計り続ける理由とは?
人類が時間を計り続ける理由とは? / Credit: canva
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いつから時間に縛られて人類は生活し始めたのか? 「138億年たってもズレない時計」って知ってる?

参考文献: 『NewScientist 起源図鑑』, 東京大学
2020.12.18 Friday

「今、何時?」と聞かれれば、「そうね〜♪」とすぐ答えられるほど時計は普及しています。

今では、24時間サイクルが当たり前の毎日を過ごしていますが、人類はいつから時間を計り始めたのでしょうか?

また、時計はどのように進化して、現在はどんなことまで計れるようになったのでしょう?

人類と時間の歴史を紹介していきます!

人類はいつから「時計」を使っているの?

太陽を使う「日時計」、太陽のいらない「水時計」

人類が初めて「時間を計る」システムをつくったのは約4000年前のことです。

古代エジプト人が、1日をいくつかの単位に分けるというアイデアを思いつきました。

遺跡で発見された初期の日時計を見ると、日中の時間を12等分にしていたようです。

日時計は棒を地上にまっすぐ立てて、影の位置や長さで時間を計ります。

初期の日時計
初期の日時計 / Credit: 「SEIKO」より

しかし、日時計は季節によって日中の長さが変わるので、真冬に比べると真夏は、1時間あたり約16分ほど長くなりました。

おそらくエジプト人も「夏は時間のたつのが遅いなぁ」と思っていたでしょう。

この問題を解消するために水時計が作られています。

水時計は1日を24等分にし、太陽の動きと関係なく時を刻みました。

太陽が出ていなくても時間を計れるので、夜用の時計としても使われたようです。

古代の水時計
古代の水時計 / Credit: ja.wikipedia

「1秒」が誕生したとき

その後、時計は長い年月をかけて発達しますが、現代につながる時間のシステムは西暦1000年頃に誕生しました。

1日を24時間とし、それを60で2回割って、「分」と「秒」としたのです。

そのため、秒を示す英語の「セカンド(second)」は、時間を60で「2回割る(second division)」に由来します。

ここから、1秒は1日の8万6400分の1と定義されました。

3枚目の画像
Credit: jp.depositphotos

しかし、これにもエジプト人が直面したのと同じ問題が見つかっています。

「1日の長さが必ずしも一定ではない」ということです。

地球の自転は、月と太陽の重力の関係でちょっとずつ遅くなっているので、100年前の1日は今より少し短く、100年後は少し長くなります。

さらに、地球の中心部も不安定な動きを見せることがあるため、自転の予測不能なスピードアップやダウンが起きる可能性もあります。

この問題を科学はどう解決したのでしょうか?

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