■インドネシア・スラウェシ島の熱帯雨林で発見された新種のゾウムシ103種に付けられた名前がユニーク
■発見された1種は、緑色に輝く身体とその小ささから、「ヨーダ」と名付けられた
■複雑な地質を持つスラウェシ島には、まだたくさんの新種のゾウムシが隠れている可能性も
緑色に光り輝く極小サイズの新種のゾウムシが、インドネシアのスラウェシ島で発見されました。『スター・ウォーズ』のジェダイ・マスター「ヨーダ」に似ていることから、ヨーダと名付けられたそう。まるでキラキラネームです。
スター・ウォーズからギリシャ神話まで…バリエーション豊富なゾウムシの名前
発見されたのはヨーダだけではありません。生い茂る熱帯雨林の中から、103種の新種のゾウムシが見つかり、それぞれに公式な名前が付けられました。
ギリシャ神話に登場する神々の名にちなんで、「アルテミス」、「サテュロス」と名付けられた2種や、アルテミスは狩猟の女神、サテュロスは半神半獣の自然の精霊です。
さらには、進化論の父チャールズ・ダーウィンや、遺伝学のパイオニアであるフランシス・クリックとジェームス・ワトソンの名前にちなんで、名付けられたものもいます。