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3タイプの「過剰な責任感」を持つ人々。強迫行動に陥ってしまう危険な傾向とは? (3/3)

2021.01.27 Wednesday

2019.04.10 Wednesday

前ページ悪の根源は「過剰な責任感」

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なぜやめられない?

「自分を責めてしまう感情」は、あらゆるネガティブ感情の中でも特に苦痛を感じるものです。責めの感情に追い詰められると、ますます確認や繰り返しなどの強迫症状が続けられてしまいます。

また「考えなければならない義務感」は、どこまで心配すれば十分なのかというハッキリした基準がないので、主観的に判断せざるを得ません。すると責めの感情と相まって、底なし沼のように自分をどこまでも追い込んでしまい、やめたくてもやめられないという強迫状態に陥ってしまうというわけなんです。

Credit:pixabay

しかし今回の研究によって、心配・強迫傾向には共通する要因があるという事実も明らかになったので、「過剰な責任感」を緩和するという方法が有用であると考えられます。

具体的な方法として挙げられるのは「コンパッショントレーニング」というもの。これは自分自身を慈しむようなイメージングをしたり、自分に対していたわりの手紙を書いたりするという方法です。

「自分に厳しく」も大切ですが、ときには甘口になってみるのも重要なことのようです。

心理学が教える「生きるのが楽になる」10のコツ 「よく寝たと勘違いする方法」

reference: research-er / written & text by くらのすけ

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