妊娠中に食べると「頭の良い子供」が生まれる食べ物が見つかる

life 2019/05/08
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Point

■妊娠中の母親が妊娠初期(0〜12週目)に定期的にナッツを摂取すると、子どもの知能が高まる可能性

■重要な栄養素は、発達段階の胎児の神経組織内部に、きわめて重要な発達初期に蓄積される

■母親が摂取する栄養は胎児の神経発達における決定因子であり、長期的な影響をもたらす

香ばしくて美味しいナッツ。健康的なおやつとして、またはお酒のおつまみとして、日常的に口にする人は多いだろう。

栄養食として大人気のナッツが、さらに驚くべきパワーを秘めているらしい。…ただし、最初が肝心だ。

妊娠中の母親が妊娠初期(0〜12週目)に定期的にナッツを摂取すると、生まれてくる子どもの知能が高まる可能性が明らかになった。ただし、妊娠後期に食べてもあまり効果がないそう。

研究を行ったのは、バルセロナ・グローバル・ヘルス研究所のチーム。論文は「European Journal of Epidemiology」に掲載されている。

Maternal nut intake in pregnancy and child neuropsychological development up to 8 years old: a population-based cohort study in Spain
https://link.springer.com/article/10.1007/s10654-019-00521-6

タイミングが大事! 妊娠初期にナッツを食べよう

研究チームは、2,200人の母親の妊娠中のナッツの摂取量・摂取頻度と、その子どもの知能を8年間にわたって分析。ナッツには、クルミ・アーモンド・ピーナッツ・松の実・ヘーゼルナッツが含まれた。

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その結果、妊娠0〜12週目に1回につき30グラムほどのナッツを週3回以上食べた母親から生まれた子どもは、同時期にほとんど、またはまったく摂取しなかった母親から生まれた子どもよりも、認知機能・集中力の持続時間・作業記憶のすべてにおいて、知能テストの成績が良いことが明らかになった。

研究チームによると、葉酸や必須脂肪酸(オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸など)といった重要な栄養素は、発達段階の胎児の神経組織内部に、きわめて重要な発達初期に蓄積されるのだそう。

妊娠後期(24〜36週目)における母親のナッツの摂取と子どもの知能の関係には、相関は見られなかった。タイミングこそ命なのだ。

胎児の神経発達に決定的・長期的影響をもたらす母親の食事

ナッツは、高血圧・酸化ストレス・糖尿病のリスクを減らす栄養食として人気が高い。また、高齢者の認知機能の低下を防ぐ効果にも注目が集まっている。ところが、妊娠中の母親のナッツの摂取と子どもの知的能力の関係は、これまで調査されたことがなかった。

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研究チームによると、発達途中の胎児の脳は一連の複雑なプロセスを経るため、母親が摂取する栄養は胎児の神経発達における決定因子であり、長期的な影響をもたらすとのこと。

また、妊娠初期と違い、妊娠後期のナッツの摂取が子どもの知能に影響を与えないのは、胎児の発達リズムが妊娠の期間中に変化するためのようだ。胎児の神経発達が、母親の食事の影響を特に受けやすい特定の時期があるのかもしれない。

 

未来のママたちにとっては朗報のこのニュース。食生活にナッツを取り入れることで、賢いベイビーが生まれるかもしれない。

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reference: telegraph / written by まりえってぃ

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