どこでも満天の星が見られる移動式「プラネタリウムテント」!  制作奮闘記を開発者にインタビュー

Credit: 猪俣慎吾

天の川って知ってる? と言われたら、多くの方が知っている、と答えることでしょう。

でも、実際に天の川を見たことってありますか?

「星のソムリエ®」として観望会で解説をしている筆者ですが、お客さんに聞いてみると、知識としては知っていても見たことがない方はとても多いです。

天の川というと、七夕の織姫と彦星をへだてる川として、夏の夜空に見える印象が強いですが、見やすいだけで本当は年中出ています。

しかし、現実的には街の灯りが明るすぎる「光害(ひかりがい)」のせいで、地方や海外に行かないと見ることができません。筆者の場合もはっきりと認識できたのは、ここ10年以内のことで、伊豆諸島の御蔵島やモンゴルといった、なかなか行けない場所。

そんな天の川を多くの人に見て欲しいという想いから、移動式のプラネタリウムプラネタリウムテント』を開発し、本業の傍ら、全国行脚で上映を行っている方がいます。開発者の名前は猪俣慎吾さん。筆者と同じく「星のソムリエ®」でもあります。

今回は実際に見せていただいたので、どのようなものかご紹介します。また、開発秘話や上映活動についてもお聞きしました。

プラネタリウムテントと猪俣さん

猪俣慎吾さんのプロフィール

本業:フォトグラファー

副業:キャンプコーディネーターと、週末はプラネタリウムテントの運営

キャンプを「文化」にするべく活動する傍ら、自分の好きな「宇宙や星」をキャンプにつなぐことかできないかと、全天候型の『プラネタリウムテント』を開発。現在はキャンプのイベントでプラネタリウムテントを使用して全国をまわっている。

プラネタリウムテントで、星空を見てみよう

何よりもまずは体験から。プラネタリウムテントで星を「観望」させていただきました!

はじまりはプログラムの上映から

最初に10分間ほど、天の川や星空などの説明が投影がされます。いきなり暗くして星を見ても、暗いところに目が慣れるまで時間がかかるのでよく見えません。つまり、星の予備知識をお客さんに知っていただくとともに、星をきれいに見せるための準備時間でもあります。

このプログラムは、今後季節などにあわせて、バリエーションを増やしていくそう。興味のある人は参加できるとのことで、筆者もプログラムを考え中です。

銀河系についての説明

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