世界中の博物館が「最もおぞましい展示物」をめぐりSNS上でバトルを開始!? 日本も参戦

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Credit: Twitter

新型コロナウイルス禍で、世界中の博物館が休館をせまられる中、キュレーターによる熱きバトルがSNS上で繰り広げられています。

ことの発端は、ヨークシャー博物館(英)が、今月17日、公式ツイッター上で「コレクションの中から最も不気味な展示物を投稿しましょう」との呼びかけたからでした。

これに乗った世界各地の博物館が参戦し、「 #CURATORBATTLE 」として盛り上がっています。

それでは、キュレーターたちの意地とプライドをかけた激闘の様子を少しだけのぞいてみましょう。

女性の髪束(ヨークシャー博物館)

発起人のヨークシャー博物館が投稿したのは「女性の髪束」です。

3〜4世紀頃のもので、ローマ人女性のお墓から出土しました。

髪束にはまだピン留めがついています。

確かに、ジッと見ていると気味が悪くなりますね。

人魚(スコットランド国立博物館)

これに対して、スコットランド国立博物館は、「人魚」で勝負に出ました。

ホンモノかどうかはさておき、ギョロッとした黒目と裂けた口、魚の下半身が気持ち悪いですね。

疫病マスク(ドイツ歴史博物館)

ドイツ歴史博物館は、タイムリーな「疫病マスク」です。

ヨーロッパを恐怖に陥れたペストが大流行した際、治療にあたる医師たちが着用しました。

長いクチバシには、ハーブなどの香料を入れて、吸い込む空気に匂いをまとわせたとか。

投稿されたマスクは、1650〜1750年の間のものです。

死人ペンダント(アシュモレアン博物館)

イギリスのアシュモレアン博物館は、死人の顔が彫刻された「ペンダント」です。

その裏側には、ウジが湧いて、むき出しになった頭蓋骨が掘られています。

肉が腐っていく過程を表現したのでしょうか。

「ヨークシャーの髪束にはとても敵いませんが」と謙遜しつつ、なかなか強烈な一品です。

羊の心臓(ピットリバース博物館)

同じくイギリスのピットリバース博物館は、「羊の心臓」を投稿しました。

1911年に同国南西部のデボン州で見つかったもので、釘でメッタ刺しにされています。

これは悪魔除けの一種として使われていたそうです。

浮世絵(太田記念美術館)

日本からは太田記念美術館が、「浮世絵」でバトルに参加しています。

真っ黒な妖怪が、逃げ惑う女性をつかまえて、髪を食いちぎろうとしている絵です。

これにはヨークシャー美術館も「なんと!こんなに不気味な絵は久しぶりに見た!」と賞賛しています。

日本らしい恐怖の一品ですね。

蝋人形(Museum of Fear and Wonder)

カナダにあるMuseum of Fear and Wonderは、子どもをかたどった「蝋人形」を選びました。

19世紀初めのドイツで作られたらしいのですが、長年の間、暖房のきいた屋根裏に放置されていたため、顔が溶けてしまったとか。

パッと見は一番コワイかも…

ここに紹介したものはほんの一部で、他にも多くのおぞましい一品が寄せられています。

バトルの詳細は、ハッシュタグ「 #CURATORBATTLE 」からどうぞ。

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reference: theguardian / written by くらのすけ
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