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鳥のように「パタパタ羽ばたくドローン」を開発! なんとホバリングも可能 (2/3)

2021.01.27 Wednesday

2020.07.23 Thursday

前ページドローンの進化

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エネルギー効率が高い「羽ばたくドローン」

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Credit:Yao-Wei Chin

新しいドローンはポリウレタンフィルムとカーボンファイバーで作られたX字型の翼、モーター、バッテリー、発泡スチロール製の後方フィンから成り立っています。

加えて、胴体長20センチのドローンの重量はわずか26グラムであり、小麦粉大さじ2杯ほどの重さしかありません。

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Credit: University of South Australia / New Scientist

チン氏によると、「ドローンがホバリングし素早く曲がるためには、余剰推力が必要になります。そして、新しいドローンは重量の約40%の余剰推力を持っているため、それが可能なのです」とのこと。

余剰推力(水平飛行に必要な推力以上の力)は、エネルギー効率を最大化することでより得られます。

この点、新しいドローンは超軽量であり、ナイロン製の蝶番(ちょうつがい)のある翼は揺れを最小限に抑え、羽ばたき中の失われた運動エネルギーを回復するのに役立ちます。

また、秒速8メートルの速度で飛行でき、1回の充電につき8分間飛び続けることも可能。

新ドローンの高いエネルギー効率が、これまでにない広範な動きを可能にしているのですね。

次ページ羽ばたくドローンは植物や生物の近くで利用できる

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