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影響広すぎ。謎だらけな3億年前の大量絶滅は超新星が原因だった?

2020.08.21 Friday

地球上の生命の多くが失われる大量絶滅イベント。

これは地球の歴史上5回発生していて、ビッグファイブと呼ばれています。

おそらく、もっとも有名なのは恐竜たちを絶滅させた白亜紀後期の大量絶滅でしょう。これは隕石の落下が原因だったと考えられています。

他にも大量絶滅には、火山活動の活発化による地球環境の激変なども原因にあげられています。

しかし、未だに明確な説明ができていない大量絶滅が存在します

それがビッグファイブのうち2回目に起きたデボン紀後期の大量絶滅です。

このとき地球上では82%以上の生物が絶滅しました。

この原因について、新しい研究は地球上どころか太陽系内ですらなく、はるか彼方で起きた超新星の影響だったという可能性を指摘しています。

謎が多いデボン紀後期の大量絶滅

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Credit:栃木県の地球科学,「東京大学生命科学教育用画像集」,depositphotos

デボン紀は魚類が非常に繁栄した時代です。地上には両生類のご先祖、最初の四肢動物といわれるイクチオステガなども登場していました。

しかし、多くの生物種が繁栄していたにもかかわらず、約3億5900万年前デボン紀後期に全生物種の約82%以上が絶滅してしまったのです。

デボン紀の大量絶滅には謎が多く、非常に長い期間で起こっていたと考えられています。隕石の落下などの痕跡も見つかっていますが、この長い絶滅期の間隔を考えると、隕石を原因に考えるのは妥当ではありません。

寒冷化を原因とする説もありますが、それを示す証拠も見つかっていません。

この地球上に起きた不可解な絶滅について、新たな研究は、地球上ではなく、彼方の宇宙に原因があった可能性を示唆しています。

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