太陽光発電と帆で航行する「P1」
太陽光発電と帆で航行する「P1」 / Credit:pedro ramalho
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“帆とソーラーパネルだけ”で進む「燃料の必要ない船」が設計される! 帆船と太陽光発電のいいとこ取りを実現

2021.01.28 Thursday

2020.11.05 Thursday

designboom https://www.designboom.com/technology/pedro-ramalho-p1-energy-autonomous-yacht-10-22-2020/

ポルトガル北部の湾岸都市ポルトを拠点とする建築家ペドロ・ラマーリョ氏が、燃料を必要としない船「P1」を考案しました。

P1はデッキすべてがソーラーパネルに覆われており、太陽光発電と風力のみで航行できるとのこと。

まだデザイン・設計の段階ではあるものの、世界中を旅するクリーンで新しい手法を提示することとなりました。

2つのクリーンなエネルギーを併用した船「P1」

帆は風を、ソーラーパネルは太陽光を活用する
帆は風を、ソーラーパネルは太陽光を活用する / Credit:pedro ramalho

これまでにも環境にやさしい「クリーンな」が求められてきましたが、実現には至っていませんでした。

なぜなら、クリーンな動力源は大海原を旅する船にとって信頼性に欠けるものだからです。

風力を利用する帆船は歴史が深く、現代でも一般的な手法ではあるものの、風の有無や方向に強く影響されます。風を利用する風力発電も同様に不安定です。

また太陽発電は近年爆発的に普及し、多くの分野で活用されていますが、こちらもやはり日中・晴天時にしか発電できず安定性に欠けています。

2つのクリーンな動力源を備えた船
2つのクリーンな動力源を備えた船 / Credit:pedro ramalho

そこでラマーリョ氏は、2つのクリーンな動力源を組み合わせ、なるべく高い安定性を維持できる船「P1」を設計することにしたのです。

次ページ太陽光発電から帆船へとフォームチェンジする

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