発見された2人の遺体、主人と召使いか
発見された2人の遺体、主人と召使いか / Credit: Parco Archeologico di Pompei
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ポンペイ遺跡で男性2人の遺体を発見!主人と召使いか

reference: phys, bbc, ancient-origins
2020.11.24 Tuesday

イタリア南部・ナポリの「ポンペイ遺跡」にて、西暦79年のヴェスヴィオ火山の大噴火で亡くなった男性2人の遺体が新たに発見されました。

2人は主人と召使いの関係にあり、火砕流から逃げようとしたところを流されたと見られています。

当時、古代ローマの都市ポンペイは一瞬にして火山灰に埋もれ、2000人を超える市民が犠牲になりました。

2人の男性が迎えた”最期の瞬間”とは?

遺体は、遺跡管理局の調査チームにより、ポンペイ北西約700メートルにある村「チヴィタ・ジュリアーナ(Civita Giuliana)」で発見されています。

場所は、地中海を一望できるかつての豪華な邸宅の地下室で、部屋の隣は古代ローマ遺跡によく見られる「地下回廊(Cryptoportique)」となっていました。

隣は地下回廊
隣は地下回廊 / Credit: Parco Archeologico di Pompei

このことから、調査主任のマッシモ・オサンナ氏は次のように推測します。

「2人は最初の比較的緩やかな火山灰から逃れるために地下室に逃げました。しかし、その翌朝に起きた強烈な火砕流により、建物ごと一気に飲み込まれたのでしょう」

2人は大きな爆発音に目を覚まし、部屋から出ようとしたところ、地下回廊から迫り来る火砕流を見て部屋に戻り、最期を迎えたのかもしれません。

「2人の手足に力が入っていることから、死因は超高熱によるショック死と見られる」と同氏は説明します。

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