死者に成り代わって会話するチャットボット
死者に成り代わって会話するチャットボット / Credit:Depositphotos
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死者とコミュニケーションできるシステムをマイクロソフト社が開発、特許を取得

2021.01.31 Sunday

Microsoft patent would let us chat with the departed https://techxplore.com/news/2021-01-microsoft-patent-chat-departed.html
Creating a Conversational Chat Bot of a Specific Person https://pdfpiw.uspto.gov/.piw?PageNum=0&docid=10853717&IDKey=6E72242A6301&HomeUrl=http%3A%2F%2Fpatft.uspto.gov%2Fnetacgi%2Fnph-Parser%3FSect1%3DPTO2%2526Sect2%3DHITOFF%2526p%3D1%2526u%3D%25252Fnetahtml%25252FPTO%25252Fsearch-bool.html%2526r%3D31%2526f%3DG%2526l%3D50%2526co1%3DAND%2526d%3DPTXT%2526s1%3Dmicrosoft.ASNM.%2526OS%3DAN%2Fmicrosoft%2526RS%3DAN%2Fmicrosoft

私たちは死者と会話することはできません。しかし、特定の死者に酷似したAIとは会話できるかもしれません。

2017年にMicrosoftのダスティン・アブラムソン氏らによって開発・申請された新しいチャットボットシステムが2020年1月に特許を取得しました。

公開された情報によると、新しいチャットボットは特定の人物の情報を使用して、その人に成り代わってコミュニケーションをとることができます。

情報を収集して特定の人物に成り代わるチャットボット

現代では、人間と機械が対話すること自体珍しいことではありません。特に近年のAI技術の向上はめざましく、多少の不自然さは残るものの、さまざまな話題で会話できます。

実際に、SNSではチャットボット相手に文章で対話できますし、iPhoneに搭載している「Siri」と会話することも当たり前になっているのではないでしょうか?

特定の人のように振舞うチャットボット
特定の人のように振舞うチャットボット / Credit:Depositphotos

今回Microsoftが特許取得し開示した情報によると、新しいチャットボットは、ソーシャルメディアの投稿、画像、音声データ、電子メッセージ、文書データ、およびその他の個人データ(個人また他者から提供される)から情報を収集します。

これにより、チャットボットは特定の人物に合った性格を自動形成し、リアルな声で会話できるようになるとのこと。

つまりユーザーが「特定の人物」を指定することで、その人に似た別の存在が手に入るのです。

チャットボットには「生活上の重要な出来事を質問」したり、「相手との愛を確かめるために電話」したりできます。

ユーザーが具体的な情報源のない質問をした場合、AIは機械学習プロセスを利用して、論理的でありそうな回答を構築できるとのこと。

その際、「心理学的データ」などの利用が回答構築に役立つようです。

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