クマムシを「量子もつれ」状態にすることに成功! 実験後も生還
クマムシを「量子もつれ」状態にすることに成功! 実験後も生還 / Credit:Canva , ナゾロジー編集部
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クマムシを「量子もつれ」状態にすることに成功! (2/2)

2021.12.20 Monday

Entanglement between superconducting qubits and a tardigrade https://arxiv.org/pdf/2112.07978.pdf

死んで凍った死体で試しても面白くない

クマムシのアップ画像
クマムシのアップ画像 / Credit:Canva

今回の研究によって、多細胞動物であるクマムシにも「量子もつれ」が観察されました

かつて物理学者たちは多細胞動物のような生命には、量子効果はみられないと考えていましたが、クマムシの異能生存能力が予測を打ち砕くものになりました。

クマムシを量子回路に突っ込むという実験の、そもそもの意味を問う声もありますが、重用なのは、量子効果の確認が死体ではなく、生きている多細胞動物で行われた点にあると言えるでしょう。

死んで凍っている生物を代わりに使っても同様の「量子ゆらぎ」の検出は可能ですが、研究者たちは「それでは面白くない」と考えたようです。

現在、研究論文は複数の科学サイトで取り上げられおり、量子力学と生物学のコラボは研究者たちの目論見通り、大成功と言えるでしょう。

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