SARAOの電波望遠鏡「MeerKAT」が撮影した銀河中心領域の画像。
SARAOの電波望遠鏡「MeerKAT」が撮影した銀河中心領域の画像。 / Credit: I. Heywood, SARAO
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2022.02.15 Tuesday

まるで前衛絵画のような「銀河中心部」の実際の電波望遠鏡画像 (3/3)

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地球上で最も長く姿を変えずに残り続けている生物種とは?

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銀河中心に映る驚きの構造物たち

今回の観測に映った多くの電波放射の詳細な由来や、なぜこのようになっているかという部分は正確にわかっていません。

しかし、中には非常に興味深いものが記録されています。

ほぼ完全な球形をした珍しい超新星残骸。右端には高速で移動する電波源の軌跡が見える。
ほぼ完全な球形をした珍しい超新星残骸。右端には高速で移動する電波源の軌跡が見える。 / Credit: I. Heywood, SARAO.

これは珍しいほぼ完全な球形を維持した超新星爆発の残骸です。その中心部では新たなブラックホールが生まれているのかもしれません。

銀河中心の混沌とした様子を映した画像。明るい部分はいて座A*。電波の泡の領域からは、複雑な巻雲のような放射が伸びており、これは画像の大部分を占めている。
銀河中心の混沌とした様子を映した画像。明るい部分はいて座A*。電波の泡の領域からは、複雑な巻雲のような放射が伸びており、これは画像の大部分を占めている。 / Credit: I. Heywood, SARAO.

これは銀河中心部の混沌とした電波の泡の領域を映したものです。

明るく輝いている部分は、超大質量ブラックホール「いて座A*」です。

ここから複雑な巻雲のような電波放射が伸びていて画像の大部分を占めています。

これも中心にあるのは超新星残骸G359.1-0.5。
これも中心にあるのは超新星残骸G359.1-0.5。 / Credit: I. Heywood, SARAO.

この画像も超新星残骸を映したものです。

左側から高速で移動しているように見える尾を伸ばした物体は、研究者からは「the Mouse(マウス)」と呼ばれていて超新星爆発で形成・放出された可能性のある電波源(パルサー)です

右側にも特徴的な光る筋が伸びていますが、こちらは‘the Snake(スネーク)」と呼ばれていて有名な長い電波フィラメントの1つだといいます。

この長い電波のフィラメント(線)は、元の画像の中にも数多く見えています。

これは長いものだと100光年にもわたって伸びていて、35年以上前に発見されていますが、その起源の決定的な説明はできていません

まだまだ宇宙には謎の構造が数多くあるようです。

今回の撮影は、そんな謎に迫るための重要な手がかりを天文学者たちに提供してくれるものになるでしょう。

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