ヤマトのドローンには貨物ユニットを搭載できる
![ヤマトが開発した貨物ユニット「PUPA701」](https://nazology.net/wp-content/uploads/2022/04/FireShot-Capture-505-www.cyclotech.at_.jpg)
貨物ドローンには、ヤマトホールディングスが開発した貨物ユニット「PUPA(Pod Unit for Parcel Air-transportation:ピューパ)701」が収まります。
PUPAには約30kgの荷物を収納できるだけでなく、手押し車への変形が可能。
荷物を扱う業者は、PUPAを転がしてドローンまで運び、そのまま中央部に格納するだけで良いのです。
![荷物をスムーズに格納できる](https://nazology.net/wp-content/uploads/2022/04/FireShot-Capture-508-Cyclotech-and-Yamato-partner-up-on-a-bizarre-tilting-cargo-drone_-newatlas.com_-900x452.png)
そしてPUPAを格納した貨物ドローンは、最大130km/hの速度で飛行できます。
現在のところ、最大飛行距離は40kmであり、遠くまで運べるわけではありません。
しかし機体サイズが2.7×2.5mであり、直径5mの狭い場所でも離着陸できるというメリットがあります。
![狭い場所にも即座に配達できる](https://nazology.net/wp-content/uploads/2022/04/27c999720648c5de43833e954561237c-900x497.jpg)
離島やビルの屋上などに配達できるため、従来の大規模な物流システムでは対応できなかった小規模なニーズを満たせることでしょう。
さて、今回紹介したヤマトの貨物ドローンは、まだ理論研究の成果を発表した段階であり、実装されることが決まったわけではありません。
とはいえ、「前衛的なドローンが荷物を運んでくれる未来」は私たちをワクワクさせますね。実現に期待したいものです。