お酒の量以外に「二日酔い」を悪化させる原因とは?
お酒の量以外に「二日酔い」を悪化させる原因とは? / Credit: canva
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単純に飲んだ量じゃない? 「二日酔い」になる原因とは? (2/2)

2022.12.20 Tuesday

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二日酔いを予防するために

ガン氏はこれについて、「対処法はたくさんあるため、あなたにとって最良の方法はあなた自身が決めることだ」と話します。

誰にでも効果的なのは言うまでもなく、お酒を飲みすぎないことですが、友人や仕事相手との飲みの席では酒量のコントロールがかなり困難でしょう。

そこで重要なのは、飲む前の体調を万全に整えておくことです。

健康状態に異常がないか、疲労やストレスが溜まっていないか、ちゃんと睡眠が取れているかを確認してください。

体調が整っていないと肝臓の働きが悪く、アルコールも分解されにくくなります。

飲む前の体調を万全に!
飲む前の体調を万全に! / Credit: canva

また、これもよく聞く対処法ですが空腹の状態での飲酒を避けるべきです。

お腹に何もない状態でお酒を飲むと、胃の粘膜が直接アルコールを吸収するので、その分だけ酔いが早く回ってしまいます。

飲む前に軽く食事を摂っておくことで、アルコールがゆっくり吸収され、二日酔いの防止に繋がります。

具体的に何を食べればいいのか迷うかもしれませんが、乳製品が良いと言われています。

乳製品については、胃に膜を張ってアルコール吸収を抑えるみたいな言い方を聞くこともありますが、牛乳などが膜を作るわけではなくチーズ、ヨーグルトなどの乳製品は比較的胃に長く留まるため、胃が稼働していることで胃酸を防ぐ膜がアルコール吸収も抑えることが理由です。

またタンパク質が肝臓の働きを助けるという点も、飲酒時の乳製品が推奨される理由です。

それから飲みの最中でも、食事を摂ったり、合間に水を挟んだりすることで、飲むペースを調整することが重要です。

これらはどれも、酔いの回りをゆっくりにするのに効果的です。

また、お酒の種類によるアルコール度数を、意識することも重要です。

例えばこれもよく聞く話ですが、ワインは意外とアルコール度数が高いお酒です。

ビールのアルコール度数が約4~6度である一方、ワインのアルコール度数は約10~15度もあります。

普段食事の際にワインを愛飲している人は、飲み会でもついついワインを頼んで飲んでしまうかもしれませんが、食事と同じノリで頻繁に飲み会の続く時期に毎回ワインを飲んでしまうと、思わぬ負担を肝臓にかけてしまう可能性があります。

またアルコールには利尿作用があり、お酒ばかり飲んでいると脱水症状を引き起こしやすいので、それを防ぐためにも水の摂取は大切です。

身内だけの席なら、ノンアルコールを選ぶのもよいでしょう。

これから年末年始にかけてお酒を飲む量が増えると思いますが、自分の体質や健康状態と相談しながら、楽しいひとときをお過ごしください。

【編集注 2022.12.20 12:30】
記事内容に一部加筆を行い、再送しております。

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