しっぽを上げて走るイヌ
しっぽを上げて走るイヌ / credit:Pixabay
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肉食動物では異例!イヌのしっぽは運動時に役に立たないことが判明! (3/3)

2023.01.15 Sunday

前ページイヌのしっぽは運動時に機能しない

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コミュニケーションに役立つイヌのしっぽ

飼い主にしっぽを振るイヌ
飼い主にしっぽを振るイヌ / credit:Pixabay

特にイヌを飼っている場合、そのしっぽが感情を表していると実感している方は多くいると思いますが、実は想定と異なるものがあるかもしれません。

イヌがしっぽを高く上げているときは「興奮しているとき」。

しっぽを高く上げぶんぶん振っているのは「飼い主が帰ってきた」など激烈に嬉しいという場合が多いそうですが、怒って高ぶっている場合もあるため注意が必要です。

一方、しっぽを下げているときは恐怖を感じている状態、円を描くようにぐるぐる回しているときは友好的でリラックスしている状態なのだとか。

さらに、よく「おもしろ動画」などに取り上げられる自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回っているようすは、実は強いストレスを感じているときだと言います。

もちろん個体差もあるため一概には言えませんが、見かけたら他のようすもしっかり観察してあげたいところですね。

飼い主だけでなくイヌ同士のコミュニケーションにも

じゃれあうイヌたち
じゃれあうイヌたち / credit:Pixabay

イヌのしっぽによるコミュニケーションは、もちろん飼い主に対してだけでなくイヌ同士でも活躍します。

相手と触れ合いたくない場合はしっぽを下げますし、友達になりたい場合はぐるぐるしっぽを回すのです。

しっぽによって相手の感情を知ることで、イヌはじゃれ合うのをやめたり、積極的に触れ合ったりします。

イヌのしっぽによる意思表示は無駄な争いを避けることにも一役かっているというわけです。

断尾がイヌに及ぼす影響

断尾されたコーギー
断尾されたコーギー / credit:Pixabay

しかし、イヌの中には「断尾」という施術により幼いうちにしっぽを切られてしまう品種もいます。

こういったイヌは自分の気持ちをしっぽで伝えることができません。

このためイヌ同士のコミュニケーションがうまくいかず社会性が低くなったり、攻撃的になってしまったりするという研究結果もあります。

特にコーギーやミニチュアピンシャー、トイプードルなどは売られている時点で断尾を施されていることが多い品種です。

断尾は本来猟が狂犬病の予防や速く動くことを目的として行われていましたが、ほとんどのイヌが愛玩用となっている今はほとんど必要ないとされています。

実際、海外では「断尾」を動物虐待とみなして禁止にしている国も少なくありません。

日本ではお迎えする前に済まされているケースも少なくありませんが、もし「断尾」をするか選択できる場合は、しっぽの役割をよく考えてみてください。

運動時には役立たなくとも大切なイヌのしっぽ

リラックスしたイヌのしっぽ
リラックスしたイヌのしっぽ / credit:フォトAC

多くの生き物が運動時のバランスを保つためにしっぽを使う中、イヌの動きとしっぽの動きが無関係というのは驚きの結果です。

とはいえ、しっぽにはイヌの感情が事細かに現れており、コミュニケーションツールとして重要なことは間違いありません。

イヌを飼っている方はぜひしっぽを改めてよく観察してイヌとのコミュニケーションを深めてくださいね。

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