15分で3倍に広がる「ポッドスタジオ」
トレーラーで運んだ「コンテナで生活する」というアイデアを見聞きしたことがあるでしょう。
しかしコンテナはただの四角い容器であり、豊かな生活とは程遠いものです。
![トレーラーで運べて15分で展開する](https://nazology.net/wp-content/uploads/2023/09/MyVideo_19-1.gif)
新しく考案されたポッドスタジオは、一見ただのコンテナであり、トレーラーでどこにでも簡単に運ぶことができます。
しかし現場に到着した後、わずか15分で3倍のサイズに広がり、立派なタイニーハウス(小さな家、小屋)になります。
2.6m×30m×3mのコンテナが、4.9m×30m×3mサイズの住処へと変化するのだから驚きです。
床の面積は約43m2であり、26.5畳ほどの広さになります。
![面積は約43平方メートル](https://nazology.net/wp-content/uploads/2023/09/621aeaf18b200f02905723c2_DAY-MODE1-p-1080-900x542.jpeg)
ポッドハウスは2人用(+1人のゲスト)の居住スペースとして提供されており、通常の生活を送るための設備が整っています。
例えば電気コンロや冷蔵庫、食器洗浄機のあるキッチン、トイレやシャワーなどのバスルームがあります。
またクローゼットやキングサイズのベッドなども設置されています。
![オシャレでゆとりある空間](https://nazology.net/wp-content/uploads/2023/09/POD-STUDI_LOVING-900x448.jpg)
加えてテーブルやワークスペース、Wi-fiなども備わっているため、事務仕事を進める場所としても活用できるでしょう。
とはいえ実際に生活するとなると、エネルギーがどこから供給されるのか気になるところです。
この点、ポッドスタジオには3kWのソーラーパネルおよび、蓄電システムが備わっているようです。
![ソーラーパネルと蓄電システムで生活に必要な電力をまかなう](https://nazology.net/wp-content/uploads/2023/09/62130e9da784ea4593e9d140_EXT_view15-p-2000-900x600.jpeg)
しかも3.5kWのソーラーパネルを2枚追加できるため、最大10kW(1日当たりの発電量は27kWh)となります。
ひとり暮らしの1日の電気使用量は約6kWh(4人家族では約13kWh)であることを考えると、十分に生活できますね。
また独自の管理AIが、水や電気、地域の気象データを分析し、毎日の消費量を効率化してくれます。
![AIでコントロールし、メンテナンスも依頼できる](https://nazology.net/wp-content/uploads/2023/09/FireShot-Capture-1322-PodForm-Pod-Studio-www-900x272.jpg)
メンテナンスや修理もパソコンやスマホで依頼できるので安心です。
自分の土地であればすぐに設置できるため、従来の家のように建設されていくのを何カ月も待つ必要はありません。
別荘として「景色の良い場所に設置したい」という人は多いかもしれませんね。
![自分の好きな場所で暮らせる](https://nazology.net/wp-content/uploads/2023/09/FireShot-Capture-1324-PodForm-Pod-Studio-www.podform.co_-900x350.jpg)
賃貸物件として新たなビジネススタイルに活用することも可能でしょう。
何より、いろんな場所に運べて変形するスタイルにロマンを感じる人は少なくないはずです。