1770年日本各地で赤いオーロラが観測された。
1770年日本各地で赤いオーロラが観測された。 / Credit:Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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「赤気」と呼ばれた江戸時代のオーロラ出現に当時の人々はどんな反応をしていたのか?

2024.01.14 Sunday

オーロラはアラスカやフィンランドなどで見ることができる現象であり、北海道でもまれに見ることができます。

しかしごくごくまれに本州でも観測することができ、実際に江戸時代には日本各地でオーロラが現れたさえありました。

果たして江戸時代の人々はオーロラに対してどのような反応をしたのでしょうか?

本記事では1770年に日本各地で観測されたオーロラに、貴族や民衆がどのような反応を示したのかについて取り上げていきます。

なおこの研究は國學院雑誌第123巻第2号に詳細が書かれています。

國學院大學学術情報リポジトリ (nii.ac.jp) https://k-rain.repo.nii.ac.jp/records/717

日本でも見ることのできるオーロラ

2023年12月に北海道にて観測されたオーロラ、夜空を赤く染めている
2023年12月に北海道にて観測されたオーロラ、夜空を赤く染めている / credit:北海道新聞

そもそもオーロラはどのようなメカニズムで発生しているのでしょうか?

オーロラはプラズマが地球の大気中の粒子と衝突した際に、大気の粒子が発光して発生しています

このプラズマは太陽から太陽風として地球に吹きつけており、地球磁場と相互作用して磁気圏内に入っているのです。

この中にあるプラズマが何らかのきっかけで高速で降下した時にオーロラが発生します。

先述したようにオーロラはフィンランドやアラスカなどといった高緯度地域で観測することのできる現象です。

しかし非常に強い太陽嵐によって太陽風が多く地球に吹きつけた場合、低緯度地域にも現れることがあります

実際に北海道ではたびたびオーロラが観測されており、陸別町のようにオーロラを売りにしている自治体さえあります。

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