世界一大きな水中洞窟が発見、マヤ文明への手がかりか

spot 2018/01/18

メキシコの科学者たちが、347Kmに渡る世界一大きな水中洞窟を発見しました。洞窟内では多くの古代遺跡が確認されており、マヤ文明の謎を解明する手がかりになる可能性があります。

メキシコ国立人類学歴史研究所の考古学者、ギレルモ・デ・アンダによると、そこには100以上の考古学的文脈があり、その中にはアメリカへの最初の入植者や、絶滅した生物、そしてマヤ文明の証拠が隠されているかもしれないということです。

デ・アンダが率いるGreat Maya Aquifer Project(GAM)は、ユカタン半島のカリビアの海岸線に位置するメキシコのキンタナ・ロー州で、数十年の間、水面下の洞窟を探索する研究に取り組んできました。

この地域には358もの水面下洞窟や、1,400Kmもの洞窟があります。

現在までは、ドス・オジョス(Dos Ojos「2つの目」)と呼ばれる長さ93キロメートルの洞窟部分がサク・アクテュムとは、はっきり異なると考えられていました。しかし、綿密な10ヶ月にも及ぶ水面探索で、この2つが実際は1つの大きく連続したものであることが証明されました。

 

つまり、サク・アクテュムが347キロメートルの長さになり、現在知られている水面下洞窟の中で最も大きなものになったということです。

しかし調査はまだ終わっていません。サク・アクテュムはもっと長くなりえます。というのも、研究者の言うところでは、この洞窟は他にも3つある水中洞窟とつながる可能性があるからです。

 

「私たちは100以上の考古学的な要素を記録してきました。絶滅した動物の遺物や初期の人間、マヤの考古学、陶器そして、マヤの墓などです」とデ・アンダは語りました。

今後さらなる調査で、この洞窟が一体どこまでつながるのか、そしてマヤ文明の謎の解明が期待できます。

 

via:Science Alert / translated & text by Nazology staff

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