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寒すぎて温度計が壊れる!? 世界一寒い村 「オイミャコン」

2021.01.27 Wednesday

2018.01.29 Monday

世界には、気温が−52℃以上ならば学校に行かなくてはいけない村があります。

それが、シベリアのオイミャコン村です。

人里離れたこの村は、未来永劫、世界で最も寒い地域であるだろうと考えられています。 この冬にー62℃にまで気温が下がったこの村のことを考えると、他の国での冬の天気なんて大したことはないでしょう。

写真家のアモス・チャペルは、勇敢にもこの地を訪れ写真を残しています。 「今だに覚えていますが、この寒さが私の足を掴んでいたような感覚でした。この他に、私の唾液が凍ってしまい、私の唇を刺したことには驚いてしまいました。」

そして今年は例年よりさらに寒く、足を取られるだけでなく、人々のまつげに氷柱を作ったのです。

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世界一寒い人里離れたシベリア人の村、オイミャコン村にようこそ!

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-62°C まで気温が急降下した凍える街

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見るものを凍らすこの寒さですが、それでも生活は続いていきます

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気温が-52°C に達しない限り、学生は授業を受けます

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信じられないかもしれませんが、人々はそれでも仕事場へ向かいます

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車道の様子

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外気が十分に寒く腐ることはないので、街の売り子は魚を冷蔵庫に入れる必要がありません。

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しかし売り子自身は、できる限りの防寒対策が必要です。さもないとこの魚のように……?

「マーケットで販売の様子を撮影している間、私の手は激しい痛みを感じました」とジャーナリストは言いました。「売り子は一日中ここに立っている。どうやって彼らは温かく保っているんだろう」

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数人のオイミャコンの観光客は、天気と同じくらいイッちゃってます。

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中国の観光客は、約-60°Cの極寒の中、温泉に入るのを恐れませんでした。

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写真家は、寒さをクリエイティブに表現しました。「私は実際に-41°Cの気温の中、撮影をしました。これは合成ではありません」

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この村は、ロシアのサハ共和国オイミャコン地区にあります。

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伝えられるところによれば、ここは「冬に魚が過ごせる凍っていない水」という意味の”kheium”から名付けられた場所で、オイミャコン川にちなんで名付けられています。

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寒すぎるせいで、電子気温計も-62°Cに達した後に壊れてしまいました。

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しかし、オイミャコンにはまだ約500人が住んでいます。

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この村は標高750メートルにあります。

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「今私は、ヤクート馬の雪を払うためにブラッシングをしています。私たちにとっては、この気温は”普通”です」と村人は話します。

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人はこの極寒の地を「冷たい北極」と呼びます。

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オイミャコン村の冬は非常に寒く長いのですが……

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夏は暑くなる時があります。6月7月8月の気温は、30 °C を超えることも稀ではありません。

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1920年代から30年代は、オイミャコン村はトナカイの群れを率いる牛飼いが、水を飲ませるために留まる場所でした。

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ソビエト政府は、この地を遊牧民が定住する場所にしました。


-48°Cの寒さの中を走る勇気あるサイクリストの姿を撮りました。

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この寒さは、村全体を不思議の国のようにみせてくれます。

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普通の鉱山のトンネルでは、なかなかこの美しさをみることはできません。

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1993年には、この村で北半球一低い気温-67.7°Cが観測されました。

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この村の日照時間は、12月は3時間、7月は21時間です。

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冬に観光に行く場合は、素早く行動しなくてはいけません。

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氷柱まつげは最新の美容トレンド……?

via:boredpanda translated & text nazology staff

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