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ブラックホールを扱った映画6選!あの映画と実際の写真がそっくり!?

culture 2019/04/12
Credit:nytimes

ついにブラックホールの存在が証明されましたね!この史上初の快挙に、宇宙クラスタもテンションMAXなのではないでしょうか。

そこで話題になっているのが、映画『インターステラー』。撮影されたブラックホールと、映画に登場したブラックホールがそっくりだったということで、その描写の忠実さが再評価されているようです。確かにSF映画には、ブラックホールが登場した作品も多く存在します。

では、他のブラックホールを描いた作品にはどんなものがあるのでしょうか?

今回はブラックホールが登場する映画6作品をご紹介します。

『インターステラー』(2014)

【あらすじ】

近未来の地球、世界中で食糧不足や環境汚染が深刻化し、人類滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな中、元エンジニアの主人公は、人類を救う宇宙ミッションに抜てきされる。地球に残る家族に「必ず帰る」と約束し、未知の世界へと足を踏み入れる。

「撮影に成功した画像に似てる!」と話題になっているのが本作で登場するブラックホール。それがこちら。

Credit:nytimes

そして、撮影に成功したブラックホールの画像はこちら。

Credit:nao

確かに真ん中の空間と言い、その周辺の降着円盤と言い、すごい似てますよね。それもそのはず、本作は科学考証を正確にするために、理論物理学者であるキップ・ソーン氏が科学コンサルタントとして参加しているんです。

アインシュタインの理論に基づいた正確なブラックホール描写を映画内で実現したのは本作が初だそうで、宇宙好きにはたまらないシーンのオンパレードとなってます。ウラシマ効果を使ったクライマックスは涙で画面が曇ります。

『ブラックホール』(1979)

【あらすじ】

人類が居住できる惑星を探すため、長い間宇宙空間を漂っていたNASAの探査船パロミノ号。疲れ果てた5人の乗組員と1体の小型ロボットは、地球への帰還の途中、史上最大級のブラックホールに遭遇しますが…。

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズが、『スター・ウォーズ』の大ヒットを受けて、オリジナルのスペースオペラを目指し製作した作品。1967年に科学者のジョン・ホイーラーが初めて用いた「ブラックホール」という言葉からインスピレーションを受けて、話がどんどん膨らんでいったそうです。

中でもブラックホールの中に突っ込んでいくシーンは必見。残念ながら本作は日本でDVD化されていませんが、VHSはあるようなので中古ビデオ店で見かけたら即救出ですね。

『 ア・ブリーフ・ヒストリー・オブ・タイム』(1992)

ドキュメンタリーの本作は、スティーヴン・ホーキング博士が1988年に発表した名著『ホーキング、宇宙を語る : ビッグバンからブラックホールまで』をもとに製作されています。

ブラックホールに関して、ホーキング博士ほど魅力的かつ現代宇宙論に多大な影響を与えた人物はいないかもしれません。科学ドキュメンタリーは門外漢にはとっつきにくい内容になりがちですが、監督のエロール・モリス氏は一般の方にも理解しやすいよう優しくナビゲートしてくれます。

内容は原著に忠実というよりもホーキング博士の伝記のような形式を取っていて、博士本人や友人、家族へのインタビューもまじえています。こちらの作品はYoutubeで全編視聴可能です。

『イベント・ホライゾン』(1997)

【あらすじ】2047年、救助艇ルイス&クラーク号は、7年前に海王星付近でとつぜん姿を消した巨大宇宙船「イベント・ホライゾン号」の捜索に向かう。イベント・ホライゾン号は、7年ぶりにブラックホールの向こう側から戻ってきていたのだ。しかし、異次元から戻ってきたことで邪悪な意思を持ち、暴走し始めてしまう…。

タイトルの「イベント・ホライゾン」の意味は「事象の地平線」。そのラインを越えると2度と戻ってこれない地点のことで、あまりの重力の強さに光すらも逃げられません。本作はそのイベントホライズンを地獄への架け橋として描く、ホラータッチのSF作品です。

「ブラックホールの向こう側にある地獄とは?」「そこから帰還するとどうなるのか?」科学的理論とSF的アイデアが融合した隠れた名作です。

『スター・トレック』(2009)

【あらすじ】主人公カークは宇宙艦隊アカデミーに入学して厳しい訓練の日々を送る。ある日、父の命を奪ったロミュラン人の巨大艦隊が突如として現れ、惑星連邦は大打撃を与えられる。カークは、仲間やライバルと協力して危機を乗り越えようとするのだが…

泣く子も黙る『スター・トレック』のリブート版第1作目。本作はとうとう人工でブラックホールを作ってしまいます。ロミュラン人は「赤色物質」という人工的に重力の特異点を発生させることのできる物質を使って、惑星を丸ごと消し去ってしまうんです。テクノロジーの発達、あな恐ろしや…

他にもブラックホールによって偶発するタイムトラベルなど、ダイナミックなSF的仕掛けが満載。科学的理論がエンターテイメントに昇華された1作ですね。

『博士と彼女のセオリー』(2014)

【あらすじ】ケンブリッジ大学で物理学を専攻するスティーヴン・ホーキング青年は、同じ大学でアートを学ぶジェーン・ワイルドと恋に落ちる。しかしスティーヴンはALSという難病を患い、徐々に体が動かなくなる。その中でも研究を続け、ブラックホールに関する博士論文に着手していく。

本作は先ほどご紹介した『ア・ブリーフ・ヒストリー・オブ・タイム』と同じホーキング博士の伝記映画です。ドキュメンタリーとは違って、ホーキング博士のプライベートな部分が丁寧に描かれています。

ブラックホールの博士論文が馬鹿にされたり、『ホーキング、宇宙を語る』がベストセラーになっていく過程もしっかり見れます。ドキュメンタリーと合わせて鑑賞すると、また色んな側面から楽しめそうです。

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reference: nytimes , nao / written & text by くらのすけ

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