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どう見てもクトゥルフじゃ? イギリスで4億3,000万年前の棘皮動物の化石がみつかる (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2019.04.11 Thursday

前ページウニやナマコと同じ棘皮動物

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ウニよりもナマコに近い

化石そっくり…アーティストの描いた「クトゥルフ」/Credit:BenduKiwi from Wikipedia

研究をおこなったイェール大学の古生物学者デリック・ブリッグス氏は「水管系は、彼らがふだん移動や獲物を捕えるときに用いる触手のような組織を動かしているものです。棘皮動物のチューブ状の足は裸ですが、蛇函綱のものは板(はん)に覆われています。

この研究の結果、蛇函綱が現在のナマコにつながる進化のラインから分岐したものである可能性がかなり強まったといえるでしょう」と語っています。

研究者いわく、その姿かたちについて、Sollasina cthulhuの体を組み立てる際にナマコの骨組みが少しずつ変わっていったものであることが分かったとのことです。

「クトゥルフ神話」のクトゥルフといえば、ミステリアスで少しクールなイメージがありますが、今回見つかった生物はナマコの仲間なんですって。そう思うとどこか可愛いらしいものに見えてきますね。

南大西洋を大横断!?4本足のクジラの化石がペルーで発見される

reference: futurity / written by なかしー

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