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超人になれる「遺伝子リスト」をハーバード大学の科学者が作成してしまう (2/3)

2021.01.28 Thursday

2019.06.13 Thursday

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超人遺伝子のリスト

チャーチ博士が作成したリストには、遺伝子名の横に「遺伝子型」「利点効果」「欠点・副作用」の順に内容が書かれている。

その中からいくつか抜粋してみよう。(リストの全体はこちらから閲覧可能)

LRP5遺伝子 効果:骨密度・骨格の増加および強化 副作用:水中における浮力の低下

SCN9A遺伝子 効果:痛みへの無感覚化 副作用:何らかの害(Unnoticed harm)

PDE10A遺伝子 効果:水中での長時間潜水 副作用:不明

BHLHE41 = DEC2遺伝子 効果:必要睡眠時間の短縮・調節 副作用:不明

CTNNB1遺伝子 効果:放射能への耐性 副作用:不明

TERT遺伝子 効果:エイジングの減退 副作用:不明

GRIN2B遺伝子 効果:学習能力・記憶力の向上 副作用:不明

PDE4B遺伝子 効果:不安症・緊張症の緩和 問題解決能力の向上 副作用:不明

リストを見れば一目瞭然なように、遺伝子の副作用が列挙されているものは少なく、ほとんどの遺伝子についてどのような欠点があるのかほとんど分かっていない。

ただこうした遺伝子を組み合わせれば、魚のように水中を泳げ、短い睡眠時間で活動でき、痛みも感じないような超人的兵士を作り上げることもありえない話ではない。

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