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最初期人類の頭蓋骨を発見、「顔」を復元へ (2/2)

2021.01.28 Thursday

2019.08.30 Friday

前ページ硬い食物に適した頭蓋骨

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進化のシナリオが変わる?

ルーシーは約200~300万年前のものですが、今回の化石はさらに古く、時代の大きなギャップを埋めてくれる存在となりました。

またこの発見は、アナメンシス猿人が最初期のアウストラロピテクスであることの証拠として加えられるものでもあります。

そして新たな類似点が見つかったことから、この発見が、アウストラロピテクス・アファレンシスが少しずつアウストラロピテクス・アナメンシスに取って代わっていったという、これまで受け入れられていた進化のシナリオに変化を与えるものとなるかもしれません。

Credit: Dale Omori/Liz Russell/Cleveland Museum of Natural History

つまり、両方の種は進化の過程で枝分かれして、10万年程度は同じ時代を生きていたかもしれないということです。今回の発見をした研究者たちは、エチオピアの地で15年に渡って活動を続けてきました。彼らは今後も、この研究がもたらす新たな知見を探り続けるでしょう。

reference: sciencealert / written by なかしー

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