幼少期の米タンパク質が太りにくい体質にするのはなぜか?
研究チームは、幼少期の米タンパク質摂取が成熟期の肥満を抑制する理由も明らかにすることが出来ました。
米タンパク質が消化される時にできるペプチドの有用な働きを発見したのです。ペプチドは腸内細菌の多様性を高め、良い状態に保ってくれます。さらに、ペプチドが大腸菌の占有率を低下させるので、毒素(LPS)の生産が抑制され、結果として炎症や肥満も抑制されるようです。
つまり、幼少期のタンパク質摂取が、腸内の状態を良好にし、太りにくい体質へと変化させてくれるのです。