45年間煮込み続けたタイの絶品スープとは

fun 2020/05/26

日本でもタレやスープを長年にわたり継ぎ足して受け継ぐ老舗があります。

しかしタイには、なんと45年間も同じスープを煮込み続けるお店があるようです。

同じレシピというだけではなく、まったく同じ場所、同じ大鍋、同じスープで半世紀近くも継ぎ足し続けているんだとか。

一体、どんなスープなのでしょうか。

「時間」が調味料に

ワタナ・パニヒ・レストラン

スープを出しているのは、タイ・バンコクにある外食店「ワタナ・パニヒ・レストラン」

実に45年間も継ぎ足し続けられるスープがこちらです。

45年間煮込み続けた「牛肉麺のスープ」

意外にもおいしそう。

これは「牛肉麺のスープ」で、主な具材はモツや肉団子、煮込んだ牛スジなどで、最後にはスライスしたレアの牛肉も添えられます。

お客さんからの評判も好評で、地元でも大人気のメニューです。

こちらが、店主のNattapong Kaweenuntawongさん。

お店は家族で代々受け継がれており、Nattapongさんで3代目です。早朝の仕込みはお母さんが担当し、午後〜夕方をNattapongさんが担当。

奥さんもウェイターとして協力しています。

スープの残りは1日の終わりに捨てられることなく、翌日のスープとして使われます。ただし継ぎ足すのは出汁だけで、具材は新しく足されていきます。

Nattapongさん、いわく「時間が経つほどスープの風味が増して、独特の味わい深さが生まれる」とか。

メインとなる具材

大鍋の周りに見られる黒い塊は、鍋を支える土台ではありません。

なんと45年もの間に、少しずつこぼれたスープが固まって積み上がったものなのです。

黒い塊はこぼれたスープが積み上がったもの
Nattapongさんの奥さん(右奥)とお母さん(左端)

そもそも継ぎ足しのスープが腐らないのはなぜでしょうか。

主な理由は3つあります。

1つ目は、常に低温殺菌できる温度にあること。2つ目は、塩分や糖分が高いため、細菌が繁殖しにくくなっていること。3つ目は、継ぎ足しによって結局は新しいスープに入れ替わっていることです。

Nattapongさんには3人の子供がおり、「将来的に、誰かが4代目をついでくれれば」と話しています。

賑わう店内

 

reference: youtube / written by くらのすけ
あわせて読みたい

SHARE

TAG