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センサーの取り付けは手作業/Credit:vimeo.Fat_Kathy_trailer
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2021.01.27 Wednesday

2020.05.29 Friday

ポーランドの「水質検査をする貝」は800万人の生活水を支えている (2/3)

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鉛を金に変える! 核変換を使った現代の錬金術はなぜ誰も使わないのか?

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なぜ貝なのか?

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貝たちはメインポンプの水質を監視し続けている/Credit:gpw

ポーランド人が水質検査にを使おうとしたのは、もちろん単なる思いつきではありません。

貝(イシガイ類)はエサを水中からこし取る過程で、1時間に1.5リットルもの水をろ過する能力があるのです。

また上の飼育写真からもわかるように、水質検査に使われている貝は非常に綺麗な水に生息している種で、人間よりもはるかに有害物質に敏感です。

まさに貝は24時間、高精度で有害物質を探知する究極のバイオモニターだったのです。

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センサーが取り付けられる様子/Credit:vimeo.Fat_Kathy_trailer

なお、使用された貝は3カ月たつと、マーキングを施されて元々棲んでいた湖に返されます。

マーキングをするのは、科学者が誤って同じ貝を再び拾わないようにするためです。

イシガイ類は、最大で50年という長い寿命を持ち、繰り返しの使用は彼らの寿命を縮める可能性があるからです。

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