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遂にロボット犬「SPOT」が約800万円で購入可能に (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.06.21 Sunday

前ページ「SPOT」は何ができるの?

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厳しい環境でSPOTが活躍

SPOTは厳しい環境での利用に適しています。

全長110cm、幅50cm、高さ84cmと、コンパクトサイズなので狭い場所にも入って行けるでしょう。

また、動作環境は-20℃~45℃となっており、人間では低体温症や熱中症の危険がある場所でも作業可能。

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Credit:Boston Dynamics

加えて、SPOTは情報収集に長けています。

水平視野は360°であり、地形感知範囲は4mにも及びます。人々が危険で近づけない場所での情報収集にはピッタリですね。

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Credit:Boston Dynamics

そのためSPOTは、建設現場、電気事業、公共安全、ヘルスケア、鉱業、娯楽スポットなどで作業でき、専用のソフトウエアをカスタマイズすることで様々な場面にしっかりと適応します。

実際、開発時には米国マサチューセッツ州警察によってSPOTのテストが行われ、SPOTが爆弾処理班の一員として活躍しました。

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Credit:Boston Dynamics

ただし、SPOTの自宅使用は未だ安全だと認定されていません。危険性を理解していない子供たちや他の人の近くで使用してはいけないのです。

SPOTが必要とされる場面はたくさんありそうです。今後様々なところでSPOTを見かけるかもしれませんね。

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reference: vice / written by ナゾロジー編集部
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