- ロボット犬「SPOT」が販売開始
- 「Explorer」バージョンは約800万で購入でき、カスタマイズも可能
- 人間にとって安全ではない場所での情報収集・作業に向いている
6月17日、米国Boston Dynamicsは4足歩行ロボット犬「SPOT」の販売を開始しました。
今回発売される「Explorer」バージョンは74500ドル(約800万円)で購入できます。
以前から話題となっていたロボット犬が遂に入手可能になったのです。
「SPOT」は何ができるの?
SPOTはリモート操作によって様々な仕事を実行できます。
例えば、人が近づけない場所にアクセスし、安全に調査・作業が可能。
また、ツールによって上手に扉を開けることさえできてしまいます。
SPOTの最大の特徴は、その適応性にあるでしょう。
従来の遠隔操作ロボットは車輪やプロペラなどで移動していました。そのため、森や工事現場などの障害物がたくさんある場所では活動に限界があったのです。
ところが、新発売のSPOTは動物のような4足歩行を実現できているため、段差を跨いだり、坂道を上ったり下りたりできます。
コントローラーで細かい動作を指示できますが、プログラムによって自律制御も可能とのこと。
軽快な動きによって本物の犬のように振舞えます。