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ポルトガルで「史上最強レベル」の新種恐竜を発見! ”ルシタニアの狩人”の異名を持つ (2/3)

2021.01.27 Wednesday

2020.07.29 Wednesday

前ページ北半球最古の「カルカロドントサウリア」か

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Tレックスより強い?史上最強の「カルカロドントサウリア」とは

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Credit: ja.wikipedia

アロサウルス上科のカルカロドントサウリア類は、地球上に存在した捕食者の中でも史上最強レベルの集団です。

その代表である「カルカロドントサウルス」は、全長12〜14メートルに達し、Tレックスと同等かそれ以上の体格とパワーを誇りました。

他にも、ギリシャ語で「暴君の巨人」を意味する「ティラノティタン」や史上最強の肉食竜に数えられる「ギガノトサウルス」などがいます。

要するに、カルカロドントサウリアは「最強遺伝子」を共有する肉食竜の集まりなのです。

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「カルカロドントサウルス」の復元画/Credit: ja.wikipedia

その一方で、北半球で見つかったカルカロドントサウリアの化石は、白亜紀前期に限定されており、それ以前のジュラ紀には、まだ北半球で繁栄していなかったのではと考えられていました。

しかし、「ルソベナトール・サントシ」の発見により、従来の予想より2000万年前には、すでに北半球を牛耳っていたものと思われます。

次ページイベリア半島が移動の中継ポイントに?

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